看護師の学び場イーナス

セミナー詳細

情報収集とフィジカルアセスメントの「質&バリエーション」がレベルアップ

病棟・外来で使える臨床推論【初級編】

開催日時

  • 《大阪》2024年12月22日(日)10:00~16:30エル・おおさか 本館7階 708会議室MAP 受付中
  • 《東京》2025年01月18日(土)10:00~16:30牧田総合病院  A棟1階 くすのきホールMAP 受付中

参加料金

12,000円(税込・資料つき)

 ※昼食は各自でご用意ください。
 ※参加人数が少ない場合は中止になることがございます。あらかじめご了承ください。
 ※割引の適用は,いずれか1つとなります

 【団体割引】3名様以上のお申込みは,お一人様1,000円引き。5名様以上のお申込みは,お一人様2,000円引き
 【個人割引】3テーマ以上の同時お申込みで,各1,000円引き。5テーマ以上の同時お申込みで,各2,000円引き
 【連続割引】2日連続のお申込みで,各1,000円引き(3日連続のうちの2つでも可)。

POINT


 事例ベースで「情報収集の型(方法)」「アクション(対応)」「根拠」を徹底強化!

 87歳・男性・ADL車椅子 既往歴:高血圧,糖尿病,認知症 喫煙・飲酒歴:なし
  10日前に自宅で転倒し救急搬送。右大腿骨頸部骨折で手術。翌日,療養型病院へ転院予定。食事は自分で食べられる
  が,かき込んで食べるため,時々むせ込んでしまう。転院前日の夜に発熱を認めた
  RR 28回,BT 38.2℃,HR 110回,BP 100/82mmHg,SpO2 96%

  リーダー時,夜勤時にこの状況に遭遇した場合,どんな指示・対応をしますか?


 73歳・男性・ADL自立 既往歴:なし 喫煙歴:なし 飲酒歴:ビール350mL/日×1本
  内視鏡で大腸ポリープ切除目的で入院。検査前夜の訪室時に「転んで舌を噛んだみたい……」とのこと。唇が切れ,
  舌を噛んで出血していたが,「大丈夫,大丈夫」と笑顔で話された
  RR 15回,BT 36.3℃,HR 50回(不整),BP 176/112mmHg,SpO2 98%

  リーダー時,夜勤時にこの状況に遭遇した場合,どんな指示・対応をしますか?


指導講師

阿部 浩幸 先生(聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院 看護部 診療看護師)


 圧倒的な「聞きやすさ」と「わかりやすさ」に加え,現場に即した超実践的な講義

 2005年日本医科大学千葉看護専門学校卒業。日本医科大学千葉北総病院,東京女子医科大学八千代医療センター,長野市民病院等で
 の経験を経て現職。病棟や救急外来,集中治療室,各種検査部門,診療所での幅広い経験を生かすため,2020年国際医療福祉大学大
 学院へ進学,診療看護師資格取得。患者・医師・看護師の間をとりもつ診療看護師として,医療の質を高めつつ,楽しく働ける職場
 を目指し邁進中。



 難解なイメージのある「臨床推論」について,よく遭遇する事例や実践で役立つ内容のみを解説


  このセミナーでは,病棟や外来に多い疾患や主訴,処方薬などを題材に情報収集の型や様々な推論パターンを学び,アセスメントス
 キルの向上を目指します。主訴と一緒に確認しなければならない随伴症状や身体所見は何か,既往歴からどの病態変化を予測するのか
 ,処方薬や持参薬から何を考えるか,年齢・性別にどのようなリスクがあるのかなど,様々な型や推論パターンの使い方を事例で学習
 します。病棟・外来業務に従事する方に最適な内容です。


 午前(10:00~12:20)

  臨床推論って何?
  事例で学ぶ臨床推論
   ・Case1 えっ!? この薬剤が発熱の原因?
   ・Case2 高齢者が発熱したときの考え方
   ・Case3 ヤバイ「かぜ」の見方
   ・Case4 痙攣の鑑別と最速対応

 午後(13:20~16:30)
  事例で学ぶ臨床推論(つづき)
   ・Case5 腹痛で鑑別する3本柱
   ・Case6 転倒時に絶対に確認することとは?
   ・Case7 糖尿病+意識障害=〇〇〇
   ・Case8 血圧が高いときに考えること
   ・Case9 頻脈のときに考えること ほか
  まとめ・質疑応答